プログラムが動作している環境(Windows)がサーバ版かどうかを調べたいことがまれにあります(WMIでサーバ版Windowsではサポートされていない項目の問い合わせをするときなど)。RTLのソースをちょっと覗いてみたところ、Win32APIのGetVersionEx (ja)関数で取得したOSVERSIONINFOEX構造体のwProductTypeがVER_NT_WORKSTATIONかどうかで判断できるようなのですが、GetVersionEx関数のRemarksにはVerifyVersionInfo (ja)関数を使ったほうがパフォーマンス上望ましい、と書いてあるようなので、VerifyVersionInfo関数(とそのパラメータを組み立てるためにVerSetConditionMask関数の組み合わせ)で実現してみました。
OSVERSIONINFOEX構造体を初期化後、wProductTypeにVER_NT_WORKSTATIONを格納し、これに対応する条件マスク(VER_PRODUCT_TYPEがVER_EQUAL)をVerifyVersionInfoで作成してVerifyVersionInfoで問い合わせて、結果がFalse(wProductTypeがVER_NT_WORKSTATION以外)ならサーバ版Windows、という判定です。
→Windowsがサーバ版かどうかを調べる(Gist)
2016年2月26日
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