2019年6月30日

[書籍]TCP技術入門

紀伊國屋書店新宿本店

TCP技術入門 (Amazon)/安永遼真、中山悠、丸田一輝著/技術評論社/ISBN 978-4-297-10623-2/2,894円

を購入。

2019年6月26日

FMXLinuxがDelphi Ent/Arc SKUで利用可能に

FMX(FireMonkey)の元中の人(Eugene Kryukovさん)が作った謎技術、Linux上でFMXが動くFmxLinuxがEmbarcaderoにOEMされて、サブスクリプションが有効なRAD Studio/Delphi 10.3.1 RioのEnt/Arc SKUで利用可能になりました。これによりLinux上のクライアントプログラムもDelphiで作成できるようになりました。

Delphi / RAD Studio に FMX Linux のバンドルを発表 (en)

エンバカデロ、FMX Linuxとの提携によりLinux向けGUIアプリケーション開発をサポート|エンバカデロ・テクノロジーズのプレスリリース
Embarcadero Extends FireMonkey® Cross-Platform Framework to Create GUI Applications for Linux | Business Wire

First Steps with FMXLinux

既にGetItパッケージマネージャからダウンロード可能です(FMXLinux 1.41)。今後はEnt/Arc SKUにバンドルまたは組み込まれることになるようです。

FireMonkey for Linux

FMXLinuxに関する日本語の情報はあまりありませんが、さぎりさんの以下のページが参考になります。

FMXLinuxが動くディストリ探しの旅
DelphiでLinux GUIアプリケーション開発 - Qiita

2019/06/28追記: 他にも参考になる記事が出ています。

FMX Linux ファーストステップ
WSL の Ubuntu 18.04 で Delphi FMXLinux を走らせる

2019年6月25日

Firebirdロードマップ(2019/06)

Firebird v2.5.9のリリースに伴ってロードマップが更新されています。

Firebird: Roadmap

適当な要約
  • Firebird 2.0 - 2012年に開発終了。最新版は2.0.7
  • Firebird 2.1 - 2014年に開発終了。最新版は2.1.7
  • Firebird 2.5 - 安定版、2019年に開発終了。最新版は2019年06月の2.5.9
  • Firebird 3.0 - 安定版。年4回のサイクルで不具合修正と性能向上を行っている。最新版は2018年10月の3.0.4で、次回(3.0.5)は2019年第3四半期第4四半期を予定。
  • Firebird 4.0 - 現在開発中(Beta 1プレビューリリースおよび日毎のスナップショットを公開)。Beta 2は2019年第4四半期、RC1は2020年第1四半期、RTMは2020年第2四半期(下記参照)を予定。

2019/10/23追記: Firebird International ConferenceでのDmitry Yemanovさんの発言によると、3.0.5と4.0 Beta 2は2019年内、4.0 RC1は2020年第1四半期、4.0のRTMは2020年第2四半期になる模様。

Firebird 2.5.9

Firebird Ver2.5.9がリリースされています。

Firebird: Firebird 2.5.9
Firebird 2.5 Release Notes (PDF)

なお2.5系はこれでEOLになります。

2019年6月1日

RAD Studio/Delphi/C++Builder 10.3.1 Rio Android Push Notification Patch

RAD Studio/Delphi/C++Builder 10.3.1 RioのAndroid Push Notification PatchがGetIt経由で提供されています。これは従来RAD Studio/Delphi/C++BuilderでAndroidのプッシュ通知としてサポートしていたGCM(Google Cloud Messaging)が2019年05月29日に終了したために、後継となるFCM(Firebase Cloud Messaging)を使用可能にするためのもので、Firebase用に更新された FMX.PushNotification.Android.pas とAndroidからFirebaseにインタフェースするための AndroidApi.JNI.FireBase.pas および jarファイル、コードとして記述しなければならないいくつかのコードスニペットから構成されています。実際に使用する場合の詳細は以下のURLに記述されています。

RAD Studio 10.3.1 での Firebase による Android向けプッシュ通知サポートについて (en)
Android Firebase Push Notifications Patch and Blog Post

なおこれらの内容は次回アップデートの10.3.2に組み込まれるとのことです。

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