今日はMicrosoftのセキュリティアップデートの日です。
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MS11-029
MS11-030
MS11-031
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MS11-034
Windows 2000 SP4ではMS11-025のVisual C++ 2005 SP1 Redistributable Packageを適用するとMFC80*.DLLを使用するプログラムが起動しなくなるため、MBSAで警告されても無視しましょう(Windows XP以降でKernel32に追加された関数をスタティックにリンクしているため)。
2011/04/15追記: MS11-025の更新プログラムはWindows 2000あるいはWindos 2000をターゲットに開発する環境には適用するべきではないようです。
Security Update KB2467174 kills Windows 2000 compatibility of mfc90.dll
New redists break all dynamically linked MFC 2005/2008 apps on Windows 2000 « Ted's Blog
自動更新あるいはMBSAの警告に従ってWindows 2000にMS11-025のRedistributable Packageの更新プログラムを適用してしまい、FindActCtxSectionStringAが欠陥エクスポートとなってプログラムが起動できなくなった場合は、更新プログラムを削除→MFC80*.DLL/MFC90*.DLLを削除→古いRedistributable Packageをダウンロードしてインストール、という手順でとりあえず回復することができます(最終的にどのような解決が図られるのかは不明ですが)。
ダウンロードの詳細 : Visual C++ 2005 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)
ダウンロードの詳細 : Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)
Visual Studioについても同様で、MS11-025の更新プログラムを適用してMFCアプリケーションをリビルドするとWindows 2000では動作しないバイナリが生成されます。
2011/05/02追記: MS11-025の問題についてはこちらのアーティクルを参照してください。
2011年4月13日
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2 件のコメント:
MS11-025 を入れると 98/Me/NT/2000でソフトが動かなくなる件
こんにちは、この件についてはうちで対応DLLを配布してるのでよかったらご利用ください。
BlackWingCatさん、いつも参考にさせていただいてます。本当はMSサイドできちんと見直しがなされて再リリースされるのが望ましいのですが…。
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