Webセミナー「次世代ToolCloud - AppWaveによるアプリケーション配布の管理」
始まりました。今日は資料ダウンロード、ビデオリプレイはありません。開発中のプロダクトについての話なので以下の内容はあくまで現時点のもので、一切の保証はありません、といういつものお約束で。詳細は今後ソフトウェア開発環境展(SODEC)(リード エグジビション ジャパン株式会社主催、2011/05/11-13、東京ビッグサイト)などで順次公開予定とのこと。
ユーザ、管理者、開発者のそれぞれの観点からみたAppWaveについて。
まずToolCloudとは、というおさらい。
配布、ライセンス管理の問題。webアプリケーション、thinクライアント、仮想化、クラウドといった方法での解決には一長一短がある。
AppWave技術で解決。クライアントサイドに仮想化環境を作りオンデマンド、ストリーミングで必要な実行モジュールを送り込む。
AppWaveブラウザを通してアプリケーションを配信して実行。プログラムからローカル資源にもアクセス可能。
ユーザの観点。評価時にも購入後もいちいちインストールしたりアンインストールしたりといった面倒な部分はAppWaveブラウザ内に閉じ込めることができ、ホストOS環境を汚染しない。AppWaveブラウザ内の状態はサーバ側に保存されるので別環境下でも同一アカウントであれば同一環境を得られる。
管理者の観点。ライセンスの一括/一元管理でもコーポレート/サイトライセンスでもライセンスの管理の維持が難しい。AppWaveではアプリケーションのユーザごとの使用の可否や使用状況を管理できる。AppWave StudioでアプリケーションをAppWave用にパッケージングする。パッケージング作業はアプリケーション固有のインストーラによる手順のキャプチャでも導入手順の手動設定でも可能。
開発者の観点。開発環境のインフラストラクチャとして。
導入イメージ。ツールやアプリケーションをAppWaveサーバから配信。部門ごとやプロジェクトごとの開発ツールの環境やライセンスを一元管理できる。市販アプリケーションのライセンス管理、最新バージョンの強制などもできる。パッケージアプリケーションの配布にも。購入済ユーザ、トライアルユーザなどライセンスの管理も簡単に。
AppWaveブラウザについて。現状はエンバカデロのツールのみ。次のステップでは管理者がAppWave Studioでパッケージングしたものを追加できるようになる。さらにAppWave Store(仮)でアプリケーションの配信、販売、という将来構想。AppWave Store(現在ベータテスト中)のメンバとなり、Storeにアプリケーション、ツール、コンポーネントなどを登録すればAppWave Store経由で販売が可能になる。
まとめ。AppWaveはToolCloudを汎用化したもので、将来はStore機能までつなげていきたい。
Q&A。オフライン実行については最長1ヶ月のライセンスの持ち出しができる。
終了。おつかれさまでした。
2011年4月19日
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