注意事項: MeiryoKeはライセンス的に相当グレーです。あくまで自己責任で。特にMeiryoKeのフォントファイルそのものを配布するのは明らかにまずいのでご注意ください。
Windows VistaにはConsolas、メイリオとも含まれていますが、Windows XPにはデフォルトではこれらのフォントが存在しませんので、まずこれらを入手します。Microsoft Visual Studio 2005/2008のどのSKUでもよいので(Express Editionでよい)インストールし、次に
Download details: Consolas Font Pack for Microsoft Visual Studio 2005 or 2008
をダウンロード、インストールします。続いて
ダウンロードの詳細 : Windows XP 向け ClearType 対応日本語フォント
(こちらはメイリオ)をダウンロード、インストールします。
材料が揃ったところで次にMeiryoKeの生成です。フォントフォルダから作業用フォルダに"meiryo.ttc"と"meiryob.ttc"をコピーし、
ブログ内記事で取りあげたソフト・ファイルのDL情報 『ことば・その周辺』
からリンクされているページで"meiryoKe_gen_5.00rev1.zip"と"meiryoKeConsole_gen_5.00rev1.zip"をダウンロードし、これも作業フォルダに展開します。次に"meiryoKe_gen_5.00rev1.exe"と"meiryoKeConsole_gen_5.00rev1.exe"を実行し、生成されたフォントファイル("meiryoKeGothic.ttc"、"meiryoKeGothicB.ttc"、"meiryoKeConsole.ttf")を右クリック→インストールでフォントフォルダにコピーします。
これでConsolas、MeiryoKe_Consoleを使用できるようになりましたが、IDEで指定できるフォントは通常1つだけです。そこでConsolasにフォントリンクを設定し、Consolasに存在しないコードポイントに対してMeiryoKe_Consoleを使用するようにします。
レジストリエディタで
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\FontLink\SystemLink
を開き、新規作成で複数行文字列値を作成し、名前を"Consolas"として内容を
meiryoKeConsole.ttf
SimSun.TTC,SimSun
gulim.ttc,GulimChe
mingliu.ttc,MingLiU
(普通に使用するならmeiryoKeConsole.ttfだけで十分ですが)として再起動します。これでIDEで使用するフォントをConsolasに設定することでConsolas + MeiryoKe_Consoleの組み合わせになります。ただしWindows XPの場合はClearTypeを有効にし、さらに
Microsoft Typography - ClearType Tuner PowerToy
からClearType Tunerをダウンロード、インストールして好みの状態に調整したほうがいいでしょう。このあたりについては@ITの
Windows XPの正体 : 文字表示を滑らかにする新技術「ClearType」
ClearTypeフォントの表示方法を調整する - @IT
あたりが参考になります。
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