まずはDelphiソリューションプロダクトマネージャのMichael Rozlogさんのところ。
- Finally able to talk about things…
- Answers to a few questions raised by the RAD Studio Sneak Preview video
エンバカデロ・テクノロジーズの公式ページ。
Andreano Lanusseさんのところ。
- RAD Studio XE = Delphi XE, C++Builder XE, Delphi Prism XE and RadPHP XE
- RadPHP XE – What’s new in VCL for PHP
製品マーケティングマネージャのTim Del Chiaroさんのところ。
EDNのリリース。
チーフエバンジェリストのDavid Iさんのところ。
発売はESD版が2010/09/02、パッケージ版は2010/09/中旬の予定の模様です。
XEというネーミングはよく見りゃ5月の時点でNick HodgesさんがRandom Thoughts on the Passing Scene #158の中で
RAD Studio will eventually become an “XE Product”って書いていましたね。見落としてました。
これらの記事のポイントを。
- RAD Studio XEにはDelphi XE、C++Builder XE、Delphi Prism XE、RadPHP XE(Delphi for PHP)が含まれる。
- Delphi/C++Builder/Delphi PrismではIDEにSubversionサポートが追加される。またその他のSCM(Source Code Management)の統合が可能になるようにOTA(Open Tools API)が用意されている。
- Beyond Compareなどのサードパーティ製のツールがバンドルされ、IDEか呼び出すことができる。
- コードエディタの検索、フォーマッタ、ナビゲーションがアップデートされ、フォーマッタのプロファイルを保存して共有することができるようになる。
- 最新のデータベースへの対応とDatasnapの機能拡張。
- 生産性を向上させるいろいろな"ちょっとした"改善も含まれる。
- VCL/RTL、Boost、標準C++ライブラリの改善、正規表現ライブラリ(Regex)の追加、ジェネリクスの更新が含まれる。
- Delphi/C++Builder/RadPHPのデバッガには新しい機能が追加される。
- Delphi XEのモデリング機能が強化され、コードからのクラス図、シーケンス図の生成ができる。またモデルからより高品質のコードが生成できるようになる。
- Delphi for PHPはRadPHPとなってRAD Studioに含まれるようになる。またRadPHPのIDEはDelphi/C++Builderと同様のものになる(同一かどうかは?)。facebookサポートが追加され、Facebookアプリケーションを簡単に作成できる(個人的にはfacebookの何がいいのかさっぱりわかりませんけど)。またjQuery、Qooxdooを利用したコンポーネントも追加されている。さらにDatasnapコンポーネントでDatasnapクライアントを作成することもできる。
- Delphi 2010で追加された(Delphi 7のような)クラシックデザイナも継続して使用できる。
- XEというブランドはheterogeneous(=X)、embarcadero(=E)から連想したもので、2011はXE、その後はXE2、XE3とする予定。
2010/08/11追記: ComponentSourceさんやSEShop.comさんで価格も表示されています。それより気になるのは
また、XEシリーズでは、主要な旧バージョンの製品が追加コストなしに利用が可能となります。
XEにて利用可能な旧バージョン製品:
- Delphi XE・・・Delphi 2010、2009、2007、7
- C++Builder XE・・・C++Builder 2010、2009、2007、6
- Delphi Prism XE・・・Delphi Prism 2011、2010、2009
- RAD Studio XE・・・上記全ての製品
というところです。これで『どのバージョンを買えばいいのでしょう?』という質問にも『XE買っとけ』でいいことになります。別に古いプロダクトを同梱したからってコストが上がるわけでもないでしょうし。
2010/08/17追記: 更新完了。
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