Delphi 2010で追加されたWindows 7サポート機能を使用して、Windows 7のタスクバーの拡張機能であるプレビューにボタンを追加したりプログレスを表示したりする方法を説明した記事。興味深い。とりあえずメモ。
Dr.Bob Examines... #125: Fun with the Windows 7 Taskbar
またJEDI Windows APIのUsing Windows 7 Taskbar-features via componentsという記事経由の情報で、theunknownones - Project Hosting on Google CodeにDelphi 2006-2009で使用できるTaskbarListComponentsというコンポーネントセットもあります(JEDI Windows APIが必要)。ただしライセンスがGNU LGPLとなっていて、Delphiのコンポーネントは実行時パッケージを使わない限り静的リンクでありLGPLv2の6a項あるいはLGPLv3の4d0項に該当する可能性が高いため、商用アプリケーションでは非常に注意が必要と考えられます(Wikipedia(ja)のLGPLの解説を参照)。
日本語の情報では第15回エンバカデロ・デベロッパーキャンプの
【B6】Delphiテクニカルセッション「Delphi 2010 で探る! Windows 7 新機能」
の細川さんのプレゼンテーション資料のp.15-22も非常にわかりやすく、参考になります。またこの資料にもあるアプリケーションユーザモデルID(グループ化やジャンプリストで必要になる)についてはMSDNの
アプリケーション ユーザー モデル ID (AppID)
SetCurrentProcessExplicitAppUserModelID Function (Windows)
に説明があります。
2010/09/28追記: Daniel Wischnewskiさんによる"Windows 7 Component Library"がCode Crunching - Windows 7 Components - Betaからダウンロードできます(betaですが)。こちらはコンポーネントライブラリを作るのに使うならGPLで、アプリケーションに使うならGPL/LGPL/MPLのいずれかで、というライセンスになっています。benokさん、情報ありがとうございます。
2 件のコメント:
いつも有用な情報をありがとうございます。
発表当時からメンテされていないようですが、
http://www.gumpi.com/Blog/SearchView.aspx?q=windows%207
あたりに、GPL/LGPL/MPLのトリプルライセンスのコンポーネントがありますよ。
ご存じでしたらすみません。
情報ありがとうございます。追記させていただきました。
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