- Delphiコンパイラ
- RTTI
- 取得可能なRTTI(実行時型情報)が拡張される。クラス型やレコード型のメンバ(メソッドやフィールド、プロパティ)を実行時に知ることができ、メソッドの呼び出しも可能になる。RTTIユニットを使用する。RTTIなのでprivate属性のものは取得できない。
- カスタム属性
- [(属性)]でクラスなどの定義にカスタム属性を付加する。
- クラスコンストラクタ/クラスデストラクタ
- 従来ユニットのinitialization部、finalization部で行っていたような処理をクラスコンストラクタ(クラスのロード時に呼び出し)、クラスデストラクタ(クラスのアンロード時に呼び出し)で行うことができるようになる。
- C++コンパイラ
- FastMM
- (やっと)FastMMが標準のメモリマネージャとして組み込まれる。
- #pragma once
- VC++と同様にインクルードガードに#pragma onceを使用できるようになる。
- XML生成オプション -Zx
- __FUNCTION__マクロのサポート
- [[deprecated]]属性のサポート
- セキュア(..._s)関数
- VC++互換のセキュア関数が使用できるようになった。
- テンプレートクラスのための__declspec(dllimport)/__declspec(dllexport)
- 実際には不具合の修正だとか。
2009年8月10日
Delphi 2010 プレビュー その2 コンパイラ
2009/08/06に行われたDelphi/C++Builder次期バージョンプレビュー会のまとめです。次にコンパイラ、言語関係。
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