2019年8月13日

RAD Studio ロードマップ 2019/08

RAD Studio/Delphi/C++Builderのロードマップが更新されています。

2019年8月Delphi Androidベータプランと8月付ロードマップアップデート (en)

前回からの大きな変更として、次期アップデートとなる10.3 Rio Release 3(10.3.3)の追加(2019/4Q頃)と、それに伴う次期メジャーリリース(10.4)の2020年への延期がアナウンスされています。またC++のAndroid 64bitサポートが復活しています。

雑なまとめ:
  • 次期アップデート(10.3.3)は2019年の終わり頃
    • iOS13/macOS Catalinaサポート
    • DelphiでAndroid 64ビットをサポート
  • 次期メジャーリリース(10.4)は2020年前半
    • macOS/iOSでMetal 2をサポート
    • Androidのプッシュ通知とGoogle Playサービスの再構成
    • LiveBindingのパフォーマンス向上
    • Delphi/C++Builderとも全てのプラットフォームでメモリ管理を統一(モバイル環境でのARCサポートの削除)
    • オンライン/オフラインインストーラを統合
    • Delphiで(カスタム)マネージドレコード型をサポート
  • その次のアップデート(10.4.x)は2020年の中頃以降
    • デバッガをLLDBベースのものに統合
    • MSIXアプリケーションパッケージ形式のサポート
    • DelphiでiOS 13のシミュレータ(64ビット)をサポート
    • C++BuilderでAndroid 64ビットをサポート
    • C++BuilderにWhole Tomato Visual Assistを統合
2019年8月後半から10.3.3のNDAベータ("Sugarloaf")が開始され、Google Playストアでの展開を可能にする特別なEULAが適用されることになるとのことです。

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