Embarcadero RAD Studio 2016 Product Approach and Roadmap
以下今後のリリースに関する適当な要約:
- 2016年春リリースのコードネーム"Big Ben"のキーテーマは"品質、最初のユーザ体験と導入"で、新しいインストーラとGetItによりインストールの柔軟性とインストール時間の短縮を図る。2016年のリリースに以下の機能を含めるためチームは作業をしている。
- VCLとFMXの両方でフォームデザイナをセパレート/フロート可能に
- C++に関するリファクタリング
- FireUIアプリケーションプレビュー(IDEのフォームデザイナであらゆるターゲット上でのプレビュー)
- Firemonkeyの拡張
- アドレス帳/コンタクトコンポーネント
- スタイルデザイナとリストビューアイテムデザイナ
- 多くの機能、リストビューのタッチアニメーション、グリッドの改善、Windowsのアクセラレータキーのサポート、フォント拡張、その他
- マルチデバイスデザイナの改善
- デバイス上のフォームデザイナプレビュー
- Android Wearスタイルと新しいFireUIビュー
- IoT (Internet of Things)
- Bluetooth LEサポートの拡張
- そのままでもカスタムでもIoTスマートデバイス、センサ、ウェアラブルを簡単に使えるAPIコンポーネントであるIoT接続フレームワーク
- Bluetooth LEおよびZ-Waveデバイスをサポートするコンポーネント
- ThingPoint(EMS機能を拡張するIoTデバイスのためのエンタープライズなアクセスポイント)
- Windows/VCL
- Windows 10のBluetooth LEサポートを含むWinRTブリッジの改善
- DirectX 12サポート
- Delphiコンパイラおよび言語
- すべてのプラットフォーム上でUtf8Stringをネイティブサポート
- Windowsなど非ARCプラットフォーム上でのweak/unsafeインタフェース参照のサポート
- すべてのプラットフォームでC++ Clang 3.3に移行
- FireDACドライバ更新(Oracle、DB2、InterBase、SQLite、Advantage)
- その次の2016年秋リリースのコードネーム"Godzilla"ではDelphi/C++BuilderアプリケーションがLinux上で動くようになる。夏にはDelphi for Linuxのテクニカルプレビューを出すのでぜひフィードバックしていただいて、可能な限り安定して強固なものにしていきたい。秋のリリースを目標としているものは以下の通り。
- WebBrokerによるApacheモジュールとDataSnap/EMSサポート
- FireDACによるLinuxデータベースアクセス
- IoTサポートを含むコンソールアプリケーションのLinuxプラットフォームサポート
- 公式にはUbuntu ServerとRedHat Enterpriseをサポート(これ以外のディストリビューションの公式サポートは需要に応じて広げてゆく)
- WindowsベースのIDEとクロスコンパイラ、PAServer経由のデプロイとデバッグ
- LinuxコンパイラはIntel 64ビットサーバ用で、LLVMベースのARCサポート
- Linuxサポートの後についてはさらに以下のようなものを考えている。
- IDEのUIの改善とスタイル
- すべてのC++コンパイラをより新しいClangベースのものに更新
- パッケージマネージャおよびインストーラとしての両方でGetItの更なる改善
- 新しいWindows 10のVCLコンポーネント
- Firemonkeyのネイティブコントロールの更なる改善
- Windows 10 Centennialサポート(MicrosoftによるCentennial ユニバーサルWindowsプラットフォームブリッジのリリース待ち)
- 将来のiOSおよびAndroidのバージョンのサポート
公式の日本語訳も出ました(つか負けた)。
Embarcadero RAD Studio 2016年の製品アプローチとロードマップ
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