2015年3月3日

RAD Studio 2015 ロードマップ

またもや長らく更新されていなかったRAD Studioのロードマップが久しぶりに更新されています(2015年Q1版)。

RAD Studio 2015 Roadmap - Blogs

適当な要約:
  • 新しいプラットフォームとコンパイラ
    • iOS
      • C++/Object Pascalの両方でiOS 64ビットプラットフォーム用の新しいツールチェインを準備中
      • Appleのユニバーサルバイナリをサポート
    • Windows x86 C++
      • x64と同様にC++11を含むLLVMベースのツールチェイン
  • 開発環境(IDE)
    • Object Pascal/C++の両方で開発者の生産性を拡張
    • 大規模メモリモデルによるIDEの安定性の向上
    • IDEに統合されたライブラリマネージャテクノロジー
    • 複数デバイスプレビューを含むFireUIマルチデバイスデザイナの拡張
  • Windows 10サポート
    • VCL/FMXの両方に
    • 新しいコンポーネントとライブラリ
    • Broad APIのカバー
    • 新しいWindows 10のプラットフォームテクノロジとの統合
  • VCL/RTL
    • スタイル、フル4Kモニタサポート、大きいフォントなどの拡張によるVCLの改良
    • アプリケーションの分析(VCL/FMXの両方)
    • 全てのプラットフォームに対応するネイティブHTTP(S)クライアントライブラリ
  • FireMonkey
    • コントロールの拡張
      • 地図のような新しいモバイル用コンポーネント
      • WebBrowserのようにデスクトップに欠けていたコンポーネント
      • さらなるiOSの制御とzオーダ管理
    • パフォーマンスの最適化
  • Internet of Things
    • ビーコン技術のサポートによるモバイル近接統合
    • 異種APIによる異なるデバイス/ガジェットとの接続のコンポーネントベースモデル
    • データ収集/分析のためのリモートエンドポイント
  • エンタープライズ/多層
    • FireDAC:新しいエンタープライズ級のデータベースドライバ、パフォーマンスの向上
    • InterBase XE7のチェンジビュー
    • EMS(エンタープライズモビリティサービス)とのより緊密な統合
    • NoSQLデータベースのサポート
    • EMS:プッシュ通知といくつかの拡張
    • DataSnapのコアwebテクノロジのクリーンアップと改善
  • そのほかのプラットフォームに対する技術的な調査
    • Android/iOSの2015年バージョン(現時点でGoogle/Appleからアナウンスされていないもの)
    • WebBroker、DataSnap、EMSなどのLinuxのサーバ側のwebサービスアプリケーションのサポート
    • AndroidのIntelプラットフォームのサポートの選択肢
    • Mac OS Xの64ビット用ツールチェイン
  • 2015年の最終的な検討事項
    • 2015年において2回の製品リリース
      • 最初のリリース後にロードマップを更新
    • アップデートサブスクリプションに含まれるもの
      • 過去のリリースを含む継続的なアップデート
      • 他では入手できないコンテンツと機能
    • 新しい挑戦と機会に取り組むための機能
面倒で結局要約せずにほぼ全訳してしまった…。

2015/03/16追記: 日本語版のロードマップが公開されています。

RAD Studio 2015年ロードマップ

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