2012年8月24日

非ActiveDirectory環境でのWindows Timeサービス

ActiveDirectoryに属していない(スタンドアロンの)環境では、コントロールパネルの"日付と時刻"の"インターネット時刻"タブで"インターネット時刻サーバー"に有効なNTPサーバを指定してあってもOSの起動時にWindows Time(W32Time)サービスそのものが自動的に停止されてしまい、結果として時刻同期が正常に行われないことになります。

Windows 7 および Windows Server 2008 R2 のスタンドアロン環境で Windows Time サービスが自動的に起動しない

この記事にあるように、Windows Timeサービスのスタートアップの種類を"自動 (遅延開始)"にすることで正常にサービスを起動し、時刻同期が行われるようになります。

また指定するNTPサーバとしては、所属する組織内のネットワーク(あるいはプロバイダ)に用意されているNTPサーバを指定するか、日本国内であれば"ntp.nict.jp"(独立行政法人 情報通信研究機構 電磁波計測研究所 時空標準研究室 日本標準時グループ)、"ntp.jst.mfeed.ad.jp"(インターネットマルチフィード株式会社 時刻情報サービス for Public)、"ntp.ring.gr.jp"(Ring Server Project NTP service)のような公開NTPサーバがお勧めです(WindowsのデフォルトであるMicrosoftの"time.windows.com"はネットワーク的に遠い上にエラーになりやすいのでお勧めしません)。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

私もかなり悩みましたが、Microsoft Fixit50671を利用すれば正常にもどります。