2012年8月21日

RAD Studio/Delphi/C++Builer XE3情報

あと30分ほどでドイツはハンブルクでワールドツアーが始まりますが、これに先立ってRAD Studioツールのプロダクトマネージメントディレクタ(director of product management for RAD Studio tools)のJT @ Embarcadero(John Thomas)さん

JT @ Embarcadero » XE3 and beyond

という記事を書いています。

気になるのはXE3では当初モバイル向け開発が提供されない(まだベータ段階)という点です。Delphi/FireMonkeyの仕様変更に伴い、XE3のコードはXCODEのFPC(Free Pascel Compiler)ではコンパイルできなくなり、正式にXE3でiOS/Android対応が行われるまではXE2上で開発することになる、とのことです(いまのところMountain Lion(OS X 10.8)上に直接開発環境を用意できない(Lion 10.7にXCODE 4.2.1とFPC/FireMonkeyパッケージを入れてからOSとXCODEをバージョンアップするという手順が必要?)らしいのは微妙な話ですね)。

2012/08/22追記: 先ほど始まったオーストラリアのシドニーでのセッションの内容をAustralian Delphi User Group (ADUG)のLachlanGさんがGoogle+に実況しています。

The TIndex - Google+

まとめ記事も出ています。

Highlights of the Sydney XE3 event | Australian Delphi User Group Members

またXE3のプレビューページもオープンしています。

Welcome to the RAD Studio XE3 Preview | 製品

2012/08/23追記: プレビューページのビデオに日本語字幕を入れたものが公開されています。

RAD Studio XE3の概要 - YouTube

2012/09/05追記: 確認したところXE2+XcodeによるiOS開発ではMountain Lion(10.8)に直接必要な環境をインストールすることはできない、とのことです。新しくMacを買われる方は注意が必要です。

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