TopsoftwareのIvo TopsさんによるTopMemoryManager(最新版はv3.55)は、標準メモリマネージャやFastMMに比べて特にマルチプロセッサ、マルチスレッド環境下でのパフォーマンスが優れているとのことです。ドキュメントによれば特にライセンス条件はなく、自由に使用して構わないようです。
一方でIntelのTBB(Threading Building Blocks)を使用したZach SawさんによるTBBMM(最新版は09-09-2010)というものもあります。こちらはBorlndMM.dllを置き換えてTBBを呼び出すようにするようです。TBBのライセンスは"GPL v2 with Run-time Exception"となっていて、商用製品にも組み込み可能なようです。XLsoftのIntel TBBの"お知らせ"のFAQの項にある
TBB ライブラリーのオープンソースは GNU Runtime Exception (GNU GPLv2) を採用しています。そのため、TBB ライブラリーのソースコードに何も変更を加えていない場合はソースコード開示義務は発生しないとインテル社では考えております。最終的には御社法務ご担当者のご判断に基づきます。という表現からも特に問題にはならないと思われます。これ以外のTBBMM.dllとBorlandMM.dllは自由に配布してよい、となっています。
元ねたは公式フォーラムのThread: FastMM 4.96 available。
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