2011年6月7日

Delphi Certification Program正式アナウンス

先日お伝えしたDelphi Certification Programが正式にアナウンスされています。

Embarcadero Certification Center

Delphi Certification ProgramはDelphiプログラマの認定試験で、Delphi DeveloperDelphi Master Developerの2つのレベルが用意されています。どちらも60分間で60問出題され、80%(48問)が合格ラインになります。試験は中立の第三者機関が管理します。また認定は合格後2年間有効です。

Delphi Developer Certificationは基本的な知識を問うもので、以下の11の分野から出題されます。
  • Delphiの基礎
  • データ型、変数、定数
  • プロシージャと関数
  • クラスとオブジェクト
  • 標準手続きとI/O
  • ライブラリとパッケージ
  • オブジェクトインタフェース
  • メモリ管理
  • ジェネリクス、属性、無名メソッド
  • 例外とアサーション
  • データベースの概念
受験料は49USDで、オンラインでどこからでも受験することができます。RAD Studio/Delphi XEの登録ユーザは2011/07/31までにコードを取得して90日以内に受験することで無料で試験を受けることができます。

Delphi Master Developer Certificationは高度な知識を問うもので、以下の12の分野から出題されます。
  • Windowsの概念
  • Delphi XEのインタフェースと設定
  • DelphiのVCLとRTL
  • コンポーネントの扱い
  • Delphi言語とオブジェクト指向プログラミング
  • データベースの共通テクニック
  • dbExpress
  • DataSnap
  • DLLとパッケージの記述
  • コンポーネント設計の基本
  • インターネットプログラミング
  • XMLの扱い
受験料は149USDで、エンバカデロのパートナの認定センターが運営します。

FAQも用意されています。

Delphi Certification FAQs

と、ここまで書いておいてなんですが、残念なことに現時点では日本での扱いは決まっていないようです。

元ねたはAndreano LanusseさんDelphi Certification Program – Official Announcement | Andreano Lanusse Blog | Technology and Software Development

2 件のコメント:

高橋智宏 さんのコメント...

試験のWebシステム自体は様々な言語にローカライズされているものを利用していますが、試験の問題文だけは英語です。平易な英文ですので、もしよければ試しに受験されてみてはいかがでしょうか?

ふー さんのコメント...

高橋さん、いつもコメントありがとうございます。
Exam Study Guideを見てみましたが、Developerはいけそうな感じです。Master Developerのほうは普段使っていないもののカテゴリが多く出題されると80%は厳しいかな、と思いました。
ところで日本ではMasterは未定ってことになるんですかね?