てきとうな要約: まず、最大の誤りは問題をレポートしないことです。なぜならあなたがその問題は修正されると思っていない、ということだからです。
- Build No
ここにはRAD Studioのフルバージョン番号を記入する(XE Update 1なら15.0.3953.35171)。これはどのUpdate/Hotfixを適用した状態なのかを知るために重要。 - Language/Nationality
ローカライズとは関係のない問題では"US"。表示の欠けや誤訳などのローカライズに関係する問題ではその言語を選択。不必要に言語を指定するとまずローカライゼーションチームに回されるため修正まで時間が掛かるかも。 - Type and Severity
この2つの項目は全てのユーザの視点で指定するべきで、高すぎる評価はSysopやQAによって修正されることがある。またコンパイラによる内部エラー("Fxxxx Internal Error")はTypeを(Crash/Data loss/Total failure)とする。 - Steps
Stepsには明白であっても予想される動作と実際の動作を記入する。レポートをOpenにするためには再現可能でなければならない。テストケースのないコンパイラの内部エラーは既存のレポートと重複しているものとして扱われ、修正されない可能性が高い(原因が異なっていても同じエラーになるので)。 - Automated Reports
IDEがJCLスタックトレース機能を使って生成するものでAIRレポートとも呼ばれ、QCのDelphi.NETに分類される。これは過去の経緯によるものなので、気にせずそのまま(Delphi/C++Builderプロジェクトに変更したりせず)送信する。 - Voting
新しいvoteシステムは2007年から使用されており、それぞれのレポートに+/-10の範囲でvote(投票)することができる。webクライアントは新しいvoteシステムに対応しておらずvote値を指定できないので、Win32クライアント(かQC Plus)を使用するのが望ましい。 - Questions
QCレポートの扱いについて質問がある場合はForum: QualityCentralへ。
QualityCentralのレポートの書き方に関しては以下のアーティクルも参考になります。
Quality Centralでのバグレポートのコツ
Quality Centralの基礎知識 - Delphi 2009 特集
バグレポートの際のコツ - Delphi 2009 特集
QualityCentral の Tips
Quality Central についての基礎知識
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