2009年12月2日

第15回エンバカデロ・デベロッパーキャンプ終了

スピーカの皆さん、関係者の皆さん、懇親会に参加したみなさん、おつかれさまでした。David.Iさんも下手な説明ともっと下手な英語でくだらない話を聞いていただいてありがとうございました。

ずっと放置状態でしたが、ここまでで出ていない情報をいくつか。

G1(オープニングセッション)
  • 来年(2010年)は従来のような“リアル”なデベロッパーキャンプは2回(東京、大阪)にして、“バーチャル”なものをもう2回程度、というように考えている。 by 藤井さん
    »“バーチャル”なら、参加者はもちろんセッションスピーカも“リアル”ではなかなか来てもらえないような人(たとえばMarco CantuさんとかDEKOさんとか)にも出てもらいやすくなる、と。ただしwebセミナーの“盛り上がらなさ”感などを考えるとある程度の聴衆は必要かも、とか、時間帯は色々な意見があって難しい(webセミナーでも時間帯の希望はばらついていたそうで)、とか、時間差をつけての録画の再配信って、とか、一度小規模な形で試してみるか、とか、うまくいくようにするには考えなければいけないことがたくさんありますね、なんてお話もさせていただきました(番外編で)。

G2(コミュニティトーク)
  • Project Xでは(KylixのようにIDEを移植するのは難しいので)クロス開発、リモートデバッグの形態になる。
  • VCLのWindows 7対応は(Windows 7とDelphi 2010のリリースのタイミングの関係から)まだ不足しているので今後対応を進めていきたい。
  • Unicodeの扱いが難しいのは新しいやり方になれるしかない。
    »Unicodeの扱いは.NETでのサポート範囲に留まり、独自のアプローチはあまり考えていない、というようなニュアンス。
  • マルチコアをよりうまく使うようなもの(文法的なものやライブラリなど)は現在開発中の新しいコンパイラで考えたい。
  • 分散処理へのアプローチはDataSnapで。
  • クラウドコンピューティングについては未だ業界標準が存在していないのでなんとも。
    »コンポーネントでサポートするような方向性はありかもしれない。


2009/12/15追記: セッション資料がダウンロードできるようになっています。またはやしさんによるストリーミングビデオも見られるようになっています。

第15回 エンバカデロ・デベロッパーキャンプ - 資料ダウンロード
第15回エンバカデロ・デベロッパーキャンプ | Tomneko blog

2009/12/24追記: G1「Delphi/C++Builderの今そして未来」のセッションビデオが公開されています。またG1/G2関係の情報を追加しました。

セッションビデオ「Delphi/C++Builderの今そして未来」

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