- 村上さん@日揮情報システムのERStudioの話
- 多数のデータベーステーブルの論理モデル、物理モデル、データ定義を、一貫して同じものを同じように、漏れなく、間違いなくメンテナンスしていくことができる。
- BASICライクなマクロを使用して作業を自動化できる。
- リバースエンジニアリングもできる。
- 論理モデル上の名称(日本語のもの)を最終的なデータ定義のコメントとして埋め込む(これもマクロで自動的に)ことで、メンテナンスなどで非常に便利に使える。
- 筑木さん@日本情報システムのC++Builderの話
- STLやTR、Boostなどを使えばDelphiよりも複雑なアプリケーションをはるかに簡単に作れる。
- 詳細はセッション資料とサンプルコード参照。
- 内容盛りだくさんだけど何とか最後まで到達。
- 細川さん@シリアルゲームズのDelphi/Win32APIの話
- WindowsとVCLの関係、VCLのコンポーネントによる(Windowsの)オブジェクトのラッピング、WindowsのメッセージのVCLにおける扱いなど。
- CreateParams、CreateSubClass、CreateWindowHandleをoverrideしてWin32APIのRegisterClassやCreateWindowExのパラメータを制御するようなメカニズムになっている。
- WindowsやVCLなどからSend/Post/Performされたメッセージはウィンドウプロシージャからディスパッチャ経由でメッセージハンドラ(message指令で指定)に引き渡される。
- 高橋さん@エンバカデロテクノロジーズのDelphi Prismの話
- Delphi PrismとはOxygene(RemObjects SoftwareのChromeコンパイラ)+dBExpress+.NET Framework 3.5サポート+Monoサポートをまとめたもの。
- Delphi PrismはOxygeneコンパイラでMSILにコンパイルされる(従来のDelphi.NETコンパイラではないため完全な互換性はない)。.NET Framework 1.1/2.0/3.0/3.5に対応している。
- VCL(.NET)も存在しないので.NET Framework標準のフレームワークを使用する。
- 文法面の互換性向上はDelphi/Prism共通の課題として考えている。
- VB.NET/C#が持っていない言語機能をシンタックスシュガーとして備えている(プロパティアクセサのインライン化、クラスコントラクト、プロパティ通知、Nullable型の暗黙の拡張、非同期メソッド、フューチャなど)ので、複雑な機能を簡単な記述で利用できる。
- MonoプロジェクトのサポートでMac OS X/Linux/BSD向の開発が可能になった。
(以下のんびりと追記予定)
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